●夢子 題名:セックスに相性は? 投稿日 : 2003年1月27日<月>13時07分 返信

53歳女性。再婚を前提に同居してます(一年)。
元夫とは女性としての幸せを感じた事はなく母親としてだけ生きてきました。
残りの人生を今度こそ幸せになりたいと踏み切った同居でしたが何もかもが酷似。
おまけに彼はED。最近は糖尿病と肝臓疾患が判明。人間性や生き方も合いません。
夫婦としての歴史がないだけに、
せめて思いやりや優しさがあれば夫婦生活はなくても我慢できますが、問題は精神性。
元夫とも相生が悪く今の彼もまったくというより更に酷い。

女性は愛されていると感じる心がそのままセックスにおいても感じると思う。
会話や行為そのものにもムードも思いやりも感じない。
以前好きな人と付きあった時には初めて結ばれた瞬間から感じて涙が出ました。
絶頂感を身体がばらけるほど感じました。
愛されているという自信もありましたし実際優しかった。
今の相手はバイアグラを入手しても人にあげて
話題の種にするなど相手に対しての真剣さや誠実さを感じません。
彼とは苦痛以外の何物でもない。(今は家庭内別居)

この年で人生のパートナーを得るのは難しく生活に自信もない。
このまま女性として終わるのかと思うと更年期独特の汗が出てきて精神的に辛いです。
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Res:Dr.M 題名:人生の相性の問題だと思います 投稿日 : 2003年1月27日<月>18時43分

うーむ、なにやら読んでいてやり切れなくなるお話です。
これはセックスの相性の問題ではなく、人生の相性の問題だと思います。
何故、今の道を選んだのかよく考えてみてください。
もしかしたら、彼らはどこか似ているけれど今度はうまくいくと思っていませんでしたか。
皮肉なことに、もう二度と不幸を繰り返したくないからと選んだ道が、
結局は同じようなことを選んでしまうという人生の蹉跌になることは少なくありません。
それを深く分析してみると自分がそれを呼びよせている状況が意外にも多いものです。
何度となく近くを通り過ぎていった幸福の足音は、なんといつもあまりに小さかったことでしょうか。

人生は二度ありません。
いままでを選んだのは自分なので、悔しくてもまだ諦めがつくというものです。
自分で選んでいなかったら、もっと悔しく辛い思いをされたことでしょう。
今はもう決断の時だと思います。
これから選ぶ道は次の三つのどれかです。
耐えるか・逃げるか・変えるかです。

夢子さんは、どれを選べますか?

Res:夢子 題名:ご助言有難うございました。 投稿日 : 2003年1月27日<月>23時48分

こんなにも誠実に、速やかにお返事をいただいて心から感謝致します。
おっしゃるとおり人生の価値観の相性だと思います。
最初の結婚は親の勧める見合いでした。
幸せになれないかもしれないという予感が当りました。
同じ事を二度までも繰り返してしまい、今二度とない人生の岐路に立って苦悩しています。
もう少し若かったら、ほんの少しの勇気があったらと自責の念にかられてます。
健康で、知ってしまった歓びを二度と味わう事が出来ないのは本当に寂しいですね。
もう少し時間をかけて次のステップへ進めるよう、助言いただいた事を
念頭に頑張ってみます。有難うございました。

Res:Dr.M 題名:人生プラス・マイナス   投稿日 : 2003年1月28日<火>10時06分

いつも限られた内容の中から独断と幻想で回答していますので、
当然、限界もあるのですが、結婚はお見合いだったのですね・・・。
人生プラス・マイナス、マイナスの次にはプラスが待っています。
夢子さんはマイナスの連続だったのですから次はきっとプラスです。
これから良き道を探され無理はされませんよう。

* 私が敬愛する山形鐘一郎氏(柳沢きみお作、大市民の主人公)の好きな言葉です。
初回の「大市民」から、ながらくブランクがありましたが、
今、続編「THE 大市民」となって再び登場しています。
彼も53才になってかつての原宿から砧の同じような清貧アパートに移り健在なり。